シールドの話(電気編)

今日は、とある大学教授がおっしゃってたお話の受け売りです。
その先生は物理学の教授で、音響関係の趣味をお持ちだそうです。
私が解釈した範囲内で紹介します。




・純度の高い材質を使うと抵抗が少ないので、音質劣化しにくい?
むしろ適度に酸素を含んでいると、不純物を酸素が取り込んでくれるので
トータルで抵抗が低下するのだそうです。
通常の材質で、不純物による電気抵抗の増加は0.3%程度
温度を1℃下げると0.4%抵抗値が下がるそうですので、
高純度による音の違いがわかる人は
気温1℃以内の差を音で聞き分けられる事になります。

・結晶構造によるケーブルの方向性?
結晶粒内部は、それがどの方向に向いていても対称構造になっており、伝導性に方向による違いなど無いそうです。
但し、3芯のバランスケーブルを使用する場合、
ループを避ける目的で片側アースにする事があり、その場合はどちらが基準電位(グラウンドレベル)なのかで接続方向が決まります。

・クライオ処理?
低温処理で物性が変化するメカニズムは完全に解明されており
銅や銀を低温処理しても意味がないこともわかっているそうです。


上記の内容を、きちんと理論で説明するだけでなく
厳重なブラインドテストを行なった結果として
そんなもの気にする必要が無いと説明されています。

尚、シールド線の構造(線材の太さ、編組線の密度、絶縁物の種類、等々)による周波数特性の差や、S/N比の差は、簡単に計測で確認できます。

余談として
謳い文句が立派で、いかにも物理的な感じの説明がされていて価格が高い物は、
ほとんどの場合「プラシーボ効果狙い」だと思っていいみたいですね。
実際の効果が薄いものほど「プラシーボ効果」を頼らなければいけないので、
「価格は高くなければいけない」のだそうです。
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  by tak_a86 | 2007-05-29 22:36 | 電気の話

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